Description: 訪問介護士の仕事に就いて早6年、女性訪問介護士が感じる訪問介護の現状を紹介しています。訪問介護の実際の仕事とそこにある問題点を実体験をもとに、自分の目で見て、そして感じた事を記録しています。
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介護の仕事は全般にきつい仕事と言われます。実際に気力体力を使いますし、問題点も多い職業ではあります。人の入れ替わりも激しいため、定着するスタッフも少ないのが現状です。また、収入が不安定で生活の安定が図れないと諦めてしまう同僚もいます。確かに問題点だけを見ると憂鬱になる訪問介護士ですが、喜びが無い訳ではありません。感謝される事も多いのです。
訪問介護においての問題は人材不足にあります。訪問介護の需要や多様化したニーズは増すばかりですが、人材がいない事で一人当たりの負担も増えますし、利用者様の都合で仕事の有無が決まる等、施設介護には無い問題もあります。また、非常勤の登録スタッフが多いことから、仕事での悩みを事業所や他スタッフと共有しにくい部分もあり、利用者様とのコミュニケーション不足やそれに起因する問題などを一人で抱え込んでしまい、その結果辞めていく女性訪問介護士が多いのも大きな問題と言えます。