Description: 生活不活発病は、動かないことによって心身の機能が低下して、さらに動けなくなることです。災害などによって動けない状態が長期間にわたって続いた際も、生活不活発病が進行します。病気を抱えている人、高齢者は特に注意が必要です。
いつまでも自立した生活を送るために
生活不活発病は、動かない状態が長期間にわたって続くことで心身の機能が低下して、さらに動くことができなくなってしまうものです。動かない状態というのは、長期間にわたって寝たきりになっている、災害などに伴う避難所暮らしで、動きたいにもかかわらず動くことができない状態をいいます。
高齢者や病気を抱えている人は、動くことができない期間が長く続くと生活不活発病になりやすくなるので注意が必要です。生活不活発病の怖いところは、悪循環に陥るとどんどん機能が低下していくという点です。例えば、高齢者が骨折をしてしまい動くことができない期間ができると、骨折が回復して動くことができるようになったとしても、少し動いただけで疲れてしまったり、動ける範囲が狭くなったりしてしまいます。