epok-film.com - 映画『エポックのアトリエ 菅谷晋一がつくるレコードジャケット』公式サイト

Description: 映画『エポックのアトリエ 菅谷晋一がつくるレコードジャケット』公式サイト 2021年1月8日(金)より新宿シネマカリテほかにてロードショー!以降全国順次公開

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レコードジャケットと聞いて何を思い出しますか。音とともに浮かび上がるのは四角い形の何だろう?黄色いバナナ、横断歩道を渡る4人組、白いビーチパラソルが印象的な青空のプールサイド・・・・・・。思い出すものは人それぞれ、ふと音楽を聴いたときに思い出すのは、もちろんあの頃の思い出かもしれないけれど、一緒に浮かび上がるのはその四角い何かかもしれません。アーティストが思いをこめて作り上げた音楽を永遠に包む四角い包装紙。海の向こうアメリカでは40年振りにCDよりレコードを手にする方の数が増えたそうです。大好きなものは大きい方が嬉しいからなのかな。

ここは、とあるアトリエ。聴こえてくるのは切ったり貼ったりしている音。出来上がったのはレコードジャケット。それは、想像していたのとはちょっと違う。四角い何かのつくり方を教えてくれる人。少し変わった何でもひとりでつくってしまう菅谷晋一のお話し。 菅谷晋一と聞いてピンと来ないかもしれません。それではザ・クロマニヨンズを象徴するイラストや、あの毎回どこからやってきたのか分からないジャケットをデザインしている人と言ったら「あぁ!」となる方も多いでしょう。この映画はそんな菅谷晋一の制作過程に密着したドキュメンタリー映画です。 さぁ、問題はここからです。この人の生き方が少し変わっているのです。いわゆるデザイナーと言うと美大や専門学校で学び、まずはデザイン事務所に所属して、そこで才能を見出されて独立し、自分の名前で作品を残していく……。そんな姿をイメージしませんか?ところがこの人、大学では建築を学び、卒業後は家業の町工場で働くのです。でもやっぱりデザインしたくて、手探りで学び、どこにも所属せずに人脈ゼロから仕事を手にする。そして、今もたった一人で、本当に一人で、もう20年も楽しそうにものをつくって生きている。好きなことを追い