Description: 自由に働く場所、仕事内容を選べる業務委託は便利ですが二重派遣問題や偽装請負問題といったトラブルに合う人は少なくありません。契約時の書類の用意や捨印の違法活用に注意することで問題を回避できる場合があります。
強い者は自分を守る術を知っている!
業務委託とは会社に雇用されず、企業と対等の立場で仕事を引き受ける働き方です。仕事内容、料金、納期等を会社と個別で契約し仕事を代行することで依頼する会社にはコストを軽減できる、受ける側は勤務場所や時間に縛られずに業務を行えるメリットが存在します。
しかし、この雇用形態は労働基準法といった法律上の規制がないため、問題が生じた際自己責任で解決しなければなりません。業務委託のトラブルの代表例として、請負と言いながら業務時間や場所などを管理や指示を行い基本的な労働条件に見合わない雇用をさせる偽装請負問題があります。また、派遣されている社員を更に別の会社に派遣する二重派遣問題も有名でこれは法律上で禁止されている行為です。こうしたトラブルを回避するために契約書は勝手に加筆されないように、裁判で違法性を証明するため2通作成することが大切です。