Description: 栃木県宇都宮市|呉服 おぎはら
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栃木県宇都宮市の呉服店おぎはら。もっとお洒落に、カジュアルに楽しむきものライフを応援します。
京友禅作家 三代目 田畑喜八が、昭和30年染織界初の重要無形文化財認定に際して制作した「松林鶴」振袖を、五代 喜八が打掛として復刻しました。 暖かく包みこむように羽根を広げているほうは雄、雄を見上げる優しい表情の鶴は雌。この雌雄の姿を「阿吽」に見立てています。 尖った刃先を持つ松は魔除けの象徴であり、神の依り代としての神性を表すものでもあります。そして、次々と湧き上がる霞は永遠・永続の象徴とされています。 鶴、松、霞の古典的な吉祥文様を格調高く現代によみがえらせた、この上なく晴れやかで美しい婚礼衣裳です。
「着物」はかつて私達日本人が日常に着ていた衣服でした。 しかし、戦後洋装化が進む中で、着物離れは進み、更に私達呉服業界は消費と社会の動きに対応ができないまま、気がつくと、着物はごく一部の限られた人たちが着る、フォーマルだけの衣服・工芸品になってゆきました。 さらに現在、着物に携わる職人の減少と技術の継承は危機的な状況にあり、呉服に長年携わって来た者としては、この国独自の尊い文化が失われてゆくのを見過ごすに忍びない思いです。 そんな中、幸いにも着物に興味を持っている若い方々が最近増えてきているそうです。若い方々は着物を着ることで、私たち日本人が失いつつある美意識や日本人の文化といったものを、貪欲に感じ取っておられるように見受けます。 こうした皆さんのご期待に応えるのが、今まさに私どもの役目ではないかと身にしみる思いです。 着物には、日常の着物やお洒落してでかける着物、晴れの日の着物、そしてご親族から譲り受けた着物を自分のために仕立て直すこと、そして染織工芸の魅力や着物を通して出会う日本の伝統文化に親しむことなど様々な顔があります。 私は、洋服で育った世代の方々にも親しんでいただけるようにご案内を果たすとともに、