Description: 畑(はた)地区で栽培されている柿の品種は「西条柿」(さいじょうかき)です。11月から収穫し柿のヘタ部分を機械で取り除き、その後 1個 1個丁寧に手作業で「皮むき」作業をします。その後専用の紐に取付けて柿小屋でたっぷり日差しを浴びさせて、ほし柿を作ります。(約1ヶ月)そして、12月初めからやっと出荷が始まります。
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~ 飴色の宝石 ~ まるはたほし柿の特徴は、適度の柔らかさを保ちながら白い果糖の装いと共に独特の風味をつくりあげています。この白い果糖が糖度を増し、口の中に入れると、とろけそうな風味がひろがります。 各農家は上質な柿をつくるため土づくりや剪定、摘果、草刈りなど手間暇をかけ果実を育てます。そして、収穫時には柿の皮を一つ一つ丁寧に剥ぎ、柿小屋と呼ばれる専用の建物に干していきます。干された柿は淡い初冬の日差しを受け天日乾燥や補助乾燥などの工程を経てほし柿へと姿を変えていきます。 近年では、『本場の本物』への認定、『ミラノ万博』への出展など、長い年月をかけ集落で築き上げてきた、“まるはたほし柿”は国内外で高い評価をいただいています。
17戸の生産農家で一丸となり、ほし柿づくりに取り組んでいます。集落で取り組むからこそ、里山いっぱいに広がる柿畑、そして秋には柿すだれで満たされた柿小屋が点在し、全国どこにもない独自の風景を生み出します。 こうした風景を撮影に訪れる写真家の方も多く、「百年後に残したい景観百選」にも選ばれています。また、「柿オーナー制度」の取り組み、地元小中学生などの体験学習、季節限定のカフェなども催され、賑わいができつつあります。 ぜひ畑地区にお越しいただき、自然と共存する地域の営みと、それによって生み出される景観を体感してください。