細辻伊兵衛美術館は、⽇本最古の綿布商として400年余り続く永楽屋の⼗四代続く当主の名「細辻伊兵衛」を冠した美術館。主な展⽰品である「⼿ぬぐい」は、江⼾・明治・⼤正・昭和・平成・令和と6つの時代に渡って永楽屋が各時代の最⾼技術を結集し制作してきた芸術性の⾼い作品です。⽇本独⾃の発展を遂げた⼿ぬぐいは、江⼾時代から昭和初期にかけほぼ全ての国⺠に親しまれたアイテムで、時代の⽂化・⾵俗を映してきたデザインも多く、当時の染織技術や歴史的な資料の側⾯も持ちます。この貴重な作品群を後世に伝えるため展覧会企画などを通じ、広く⼀般の観覧に供し、社会貢献、⽂化振興に寄与することを⽬的としております。
細辻伊兵衛美術館では所蔵の多くの作品の中から、季節にあわせた手ぬぐいを選んで、順次作品を変更して展示します。今後の展示予定等は下記をご参照ください。
1階では、主に江⼾・明治・⼤正・昭和・平成・令和の各時代に歴代の細辻伊兵衛が発表してきた「⼿ぬぐい」作品を展⽰、時代ならではの衣装や⾵俗を取り⼊れた柄など常時約30点を展⽰しています。(※季節により⼊れ替え予定。)2階では、⼗四代続く歴代の「細辻伊兵衛」の功績を資料などを交え辿る展⽰をしています。詳しい案内は下記をご参照ください。