isweb3here.com - 結露・断熱について/屋根葺き替え時にチェックしたい屋根・屋根の中

Description: 屋根の葺き替え時には是非調査したい、結露/柱を腐食させ、カビ、苔を増殖される結露、その対策

カビ (87) 結露 (42) 腐食 (13) 屋根裏 (7)

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屋根葺き替え のときにできればチェックして欲しいのが、天井裏、屋根の中身です。上の写真はいずれも結露による、カビの繁殖です。 屋根の下地材を白くしているのが、カビです。このままカビを放置すると、つまり湿度の高いままこのままにすると、木部分は腐っていき、骨組みの垂木が強度を失い、屋根が落ちてしまいます。もう既にかなりの部分を交換しないといけない状況です。左側は、垂木はもちろん梁も交換です。 こうなるのはもちろん湿気が原因ですが、その湿気はどこからくるのでしょうか?・・・下を読んでください。

結露は、湿った暖気が冷たいところに触れると、含まれる水蒸気が冷やされて水滴になる現象を言います。この水滴が後日乾燥すれば問題ないのですが、換気が悪く風通しのない環境ですと、いつまでも滞留し、微生物を繁殖させ、木部を腐食させます。それは1年で何回も繰り返され、または冬の暖房をする季節では毎日水分が補給されて、木部の腐食を早くします。屋根の内部の風通しを良くしない限りこの悪の連鎖は続き、1年、3年と放置すると、柱、梁などが腐って強度を失い、やがて家が傾きます。

しかし、その時間はかなり長く、1、2週間、1ヶ月程度では起こりません。こんなことは建築屋さんなら常識で、その対策がなされていない家があることが不思議なくらいです。でもあるんですね!家の換気を考えないで設計をしてしまうこと。