Description: 仕事熱心な介護士さんほど、自分自身のケアは後回しにしがちです。メンタルケアの知識をご自身にもあてはめて、しっかりセルフケアをしてあげてください。ストレスの多いお仕事ですから、頑張りすぎは要注意です。ご自身を大切にしてくださいね。
介護士さんは、面倒見がよく真面目で頑張り屋さんが多い職業かもしれません。仕事のためにメンタルケアを学んでいる方は多いと思いますが、ご自身のメンタルケアはおろそかになりがちです。介護士だって疲れたり、つらいこともたくさんあってストレスがたまって当然なんです。頑張りすぎて心が折れてしまう前に、まずはご自身のメンタルケアを実践してみませんか。
介護士にとって仕事上のストレスの原因となるのは、「職場」「利用者とその家族」「身体的負担」の3つが基本で、新型コロナウイルスの感染拡大もさらなるストレスとなっています。介護士は少人数でチームを組んで働く職種で、人間関係のストレスを抱えがちです。熱意を持って仕事に取り組む介護士ほど気をつけなければならないのが、バーンアウト(燃え尽き症候群)です。バーンアウトは急に起こるように見えるため、兆候を早く見つけることが大切です。
介護士のメンタルケアで重要なのは、介護事業所が率先して仕組みを作ることです。研修や講座でストレスコーピングについて学ぶなど、ストレスとの付き合い方を職場で共有できるようにします。バーンアウトは突然起こる症状に見えますが、兆候を知っておくと早めに対処できる場合があります。個人でできるメンタルケアとしては、コミュニケーション方法の見直しやリラックスタイムの確保、職場などで実施しているストレスチェックの活用などがあります。