mademoisellebonheur.com - メリット・デメリット

Description: 看護師の退職や転職の原因で多く上がるのが、夜勤業務がつらいという理由です。人数が少ない体制で多くの患者さんを見るのですから、その過酷さは計り知れません。そういった看護師たちの転職先としてはクリニックなどの日勤だけの看護の仕事が多いようです。

働き方 (233) 日勤 (16)

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看護師として転職や退職を考えている人のうち、多くの人が夜勤業務のつらさを理由に挙げています。 日勤帯より少ない人数で患者さん全員を診て回らなければいけないですし、日勤の出勤までに様態を申し送らなくてはいけない人の病状をまとめておかなくてはいけません。 また、日勤の仕事の準備などをしておかなくてはいけない職場なども多く、仮眠する時間は設定されて入るものの、きちんと休めるような状態ではないという人が多いです。 そんな過酷な夜勤業務に心身ともに疲れてしまい、転職や退職を希望する人が多いのです。 また、自分ひとりだとなんとも感じない夜勤も、結婚して子どもが生まれると、なかなか夜勤をしていられないという人も多いです。 そんな人にはクリニックなど、入院病棟のない小さな病院の日記印業務だけの仕事や、入院病棟などがある職場でも日勤専従という働き方があります。

では日勤だけの働き方は夜勤もある仕事に比べてどんなメリットがあるのでしょうか。 ひとつは病院の開業時間が決まっているため、仕事の時間も区切りがつきやすく、育児や家事との両立がしやすい事です。 特に病床なしの職場である場合、病院が終わって自分の仕事が終われば、入院患者がいないため、後は家族の時間と割り切ることが出来ます。 また、シフトという概念がないので、心身への負担が軽いのも魅力です。 2交代や3交代制だと、今日は日勤、今日は夜勤など生活リズムが狂いがちですが、日勤だけだとそのような複雑さはなくなり、心身ともに負担が軽くなります。

しかし、その一方で日勤専従だとデメリットもあります。 夜勤業務がないため夜勤手当など、夜勤にかかわる手当てがつかないので、収入が減ってしまいます。 通常、夜勤もある常勤の看護師の平均年収は450万円程度といわれていますが、日勤だけにすると、いくら常勤でも年収が100万円くらいダウンしてしまうこともあります。 また、日勤だけという働き方を選択すると、病院以外の施設や保育所などの勤務も多くなります。 通常の看護の仕事より仕事の負担は減りますが、その分やりがいも減ったと感じる人も多いようです。 日勤だけという働き方では病院でも外来専門という場合も多く、看護師としてのキャリアアップもなかなか難しくなってきます。 家庭に重点を置くか、仕事に重点を置くかで働き方に違いが出てきます。