新型コロナウイルスも姿、形を変えながらしぶとく生き残って年を越して3年目に入りました。
昨年は、1年延期された「東京オリンピック2020大会」が史上初めて大部分の競技が無観客で開催されました。開催に当たってはコロナ禍の中、賛否様々な意見がありました。大会が始まってからは、若い人の活躍が目立ちました。私はこの大会を見ながら各国から参加した選手がスポーツを純粋に楽しむ姿、同じ舞台に立った競技者を互いにリスペクトする姿、勝敗に関係なくフェアプレーをする姿など改めてスポーツ素晴らしさ、スポーツが持つ力を存分に感じる場面が多く見られました。
今後、東京オリンピック大会を契機として市民スポーツへの関心が高まっていくのではないかと思っています。これまでやってこられた全国規模の大会である「国民体育大会」が令和6年から「国民スポーツ大会」へと名称が変更され、スポーツ大会や活動に求められる新たな在り方を創造し、今まで以上に進化した大会が見られるのではないかと期待しています。