修道女マリアは、父親のガリレオから自分の部屋に隠してある手紙を燃やしてほしいという、一通の手紙を受け取る。 その手紙の差出人は全てケプラーという聞き慣れない名前であった。 太陽が地球の周りを周回すると信じられていた1598年、数学者でイタリアの大学教授でもあるガリレオは、 ドイツの数学者ケプラーから「宇宙の神秘」という一冊の本とともに宇宙への研究を提案される。 ガリレオは一度は断ったものの、粘り強いケプラーの説得により、彼の仮説が間違っていることを証明するための研究を行う。 そうした中、言及することさえもタブー視されていた「地動説」の論拠を示せば、 とんでもないこの仮説が正しいかも知れないという結論を下すことになる。
※上演時間は約110分(予定) 休憩なし
雨や曇りが続きそろそろ梅雨入りの6月ですが、時々晴れた日には夜空を見上げてみてください。 明け方の空では、すべての惑星が勢揃いする一年でも珍しい現象が見られます。 月と惑星が近づく今宵、皆様に【シデレウス=満点の星】を思い描きながら素敵なひと時をお届けします！ 当時の時代背景や知っておくと「シデレウス」が100倍楽しくなるお話をガリレオ先生とケプラー先生がご説明いたします。 是非ご参加いただき作品を深めてみてください。