核兵器のない世界を求め、歩き続けて65年
核兵器のない世界をはじめ、ストップ戦争準備、日本の核兵器禁止条約参加などを求める最大級 の国民的運動である原水爆禁止国民平和大行進が5月6日、東京・夢の島の第五福竜丸展示館前から出発し、8月の広島・長崎をめざして全都道府県でとりくまれます。 1958年から始まり今年65周年を迎える平和行進は、「歩く」ことを基本に核兵器のない世界を願う人なら誰でも参加できる行動です。 大阪の平和行進は、例年通り6月30日奈良から引き継ぎ、7月7日の兵庫へ引き渡します。現在は地域実行委員会を開催し、それぞれの地域での取り組み内容などを協議し、進めていっている段階です。今年の行進は、昨年同様の注意事項を守りながらの行進となります。 全国通し行進者1名の参加者を迎え一緒に行進します。猛暑の大阪ですが、十分に体調を整え、あなたも、一歩でも二歩でもご参加ください。 ニュース951号(大阪版)裏面に、行進グッズ、世界大会グッズの申し込みも掲載していますので、積極的に大阪原水協迄申し込んで下さい。
岸田文雄首相は、「戦後の安全保障政策を大転換させる」と言って、東アジア諸国を攻撃できる長距離ミサイル群、ミサイル防衛網、最新鋭の戦闘機、空母、宇宙やサイバー空間での戦争態勢、日本全土の自衛隊基地の地下壕などに乗り出しています。そのために今年の国家予算に占める「防衛費」は、昨年の5.4兆円から一気に10兆円超へと倍増です。私たちの税金で大規模な戦争準備が進んでいるのです。世界はいま、国連を中心に多くの国が紛争の平和解決のために動いています。私たちの安全は、核兵器や軍事力では守れません。いまこそ日本政府は外交でイニシアチブを発揮し、国連やアジア の圧倒的多数の国と力を合わせるときです。 岸田政権の戦争準備に反対し、憲法と非核平和の日本を守りましょう。唯一の戦争被爆国である日本政府は、戦争放棄の憲法を持つ国として、核兵器の廃絶と国連憲章にそった紛争の平和解決をよびかけるべきです。 新しいハガキ付き署名用紙もできています。是非、「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」を広げていきましょう。