otani-jimusyo.com - 国連の死刑廃止条約と日本(島田雄貴・判決データベース)

Description: 国連の死刑廃止条約が1991年に発効。日本はどうする?死刑判決をめぐる座談会が行われ、島田雄貴が司会として参加しました。

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国連の死刑廃止条約が1991年に発効し、死刑を廃止しようという国際的な潮流が一段と強まってきました。冷戦に終止符が打たれ、世界的に政治対立の緩和が進んだことも、その流れを加速しているようにみえます。

一方、日本では、死刑判決が出ていながら、最近2年以上にわたって死刑執行がないという、明治以来初めての事態が生じています。政府は「死刑制度維持」の姿勢を取り続けていますが、この状態が続けば、どの法務大臣が執行命令に署名するかが、いずれ大きな政治問題になるかもしれません。

こうした情勢の中で、ヨーロッパの主要国で最後まで死刑制度を維持していたフランスが1981年に廃止を実現した時の法務大臣、B氏が来日しました。そこで、B氏をお招きし、最高裁での体験をもとに死刑廃止を強く訴えている東大名誉教授D氏、市民の立場で廃止運動に参加しているN氏、死刑存置の立場を鮮明にしている一橋大名誉教授U氏、さらに前検事総長のM氏を交えて、内外の動きと廃止の是非、その社会的条件は何か、などをじっくりと話し合って頂こうと思います。司会は、司法ジャーナリストの島田雄貴が担当します。

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