Description: 有利or不利。様々なギャンブルの還元率を見ていきます。日本の公営ギャンブルでは、サッカーくじや宝くじが約50%、競馬・競輪・競艇が約75%、パチンコは約88%となっています。体感的に高すぎると感じる数値でしょう。
還元率とは払戻金を賭け金の総額で割った数字のことで、賭けの参加者が賭けたお金の総額のうち、どれだけを配当として参加者に支払われるかを意味します。日本の公営ギャンブルでは、サッカーくじや宝くじが約50%、競馬・競輪・競艇が約75%、パチンコは約88%となっています。
しかし公営ギャンブルを行った経験がある人は、体感的に高すぎると感じる数値でしょう。その理由の一つは、宝くじのように払戻金額の割合が非常に大きい代わりに、当選者が少なく設定されているからです。購入者は大勢存在していますが当選者は少なく、ごくわずかな当選者が大きな還元を受けることで、数値のギャップを感じると考えられます。当選金額を低く抑え、当選者の数を増やすことで数値のギャップは埋められます。
競馬やパチンコの場合は理由が異なり、それぞれの分野に知識や経験がある人が有利となるギャンブルだからです。馬に詳しくない人よりも、馬の状態やこれまでの戦績、騎手の情報などを得ている人の方が、予想を的中させる確率は上昇します。つまり単純に還元率を比較しても、数値が高いからといって稼げるギャンブルとは限りません。しかしギャンブルで稼ぐ時に、どのゲームを選ぶかの目安になるのも事実です。