pencil-friend.com - 「鉛筆は万能文房具」鉛筆友達

Description: 鉛筆は私たちの生活には欠かせない文房具の一つです。今まで知らなかった鉛筆や鉛筆グッズの「あれこれ」を紹介しましょう。

文字 (113) 電動 (70) 鉛筆 (21) 削り (3)

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子供の頃に親しんだ鉛筆も大人になると、特定の職業の人以外は使い機会も少なくなりますよね。一口に鉛筆といってもそれぞれに形の異なったものや水彩色鉛筆など様々です。「鉛筆削り」などの鉛筆の関連アイテムにもこだわりを持っている人もいると思います。いろんなハイテク機器に押されて、隅に追いやられつつある鉛筆。その良さについて、もう一度考えてみせんか?

鉛筆を英語に訳すとpencilになりますが、このpencilの語源は、ラテン語の「ペニシラム(しっぽ)」に由来していると言われています。初期の鉛筆は金属の鉛の棒を毛で包んだものでした。その形がシッポに似ていたところから名付けられたのでしょう。日本では基本的に子供の義務教育期間は鉛筆を使いように学校などで指導しています。今は中学生にもなるとシャープペンを持つ子供も多いと思いますが、小学生のあいだはほとんどの子供たちが鉛筆を使っています。これは文部省が「日本語を見やすく、分かりやすく、効率的に書く」ことを目指して、小学校1年生から中学校3年生までの児童・生徒に硬筆書写教育を推進しているからです。普通の黒鉛筆のほかにも色鉛筆もあります。特に赤鉛筆は原稿の校正をしたり、試験の採点をするときなどによく使われますね。学生時代は結構よく使う色で、赤が一番先になくなっていた覚えがあります。このように「書く」という重要な役割を果たしてきた鉛筆ですが、最近はシャープペンが普及し、鉛筆の必要性は低くなっています。

みなさんは「ワープロ(パソコン)失語症候群」という言葉を聞いたことがありますか?現在はパソコンが広く普及し、文字を手書きする行為自体が減ってきているように感じます。私自身、普段パソコンばかり使っているので、最近漢字が書けなくなってきました(泣)パソコンは機械なので読み取った文字をそのまま変換するだけです。このため、書く人の気持ちが伝わりにくい、個性のない文章になりがちになってしまいます。そして何より漢字を忘れてしまうというのが大きな欠点ではないでしょうか?スピード重視のことでなければ、できるだけ鉛筆を使って書くように心がけたいものですね。鉛筆での手書きは独特のぬくもりが感じられますし、漢字も覚えられますよ!