Description: 映画『ピクニック at ハンギング・ロック』公式サイト。5.3(金・祝)Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次ロードショー!美しき少女たちの失踪の謎がいま4Kでよみがえるー!
ピクニック (31) bunkamura (3) ル・シネマ (2) グレタ・ガーウィグ (2) ピクニック at ハンギング・ロック (1) ヴァージン・スーサイズ (1) 山崎まどか (1) レナ・ダナム (1) ピーター・ウィアー (1) ハンギングロック (1)
寄宿制女子学校の生徒たちが岩山ハンギング・ロックへ訪れた際に起こった3人の生徒と1人の女教師の失踪事件。1967年に発表された同名小説を基に映画化された本作は、当時批評家や観客に「これは実話なのか?」と波紋を呼び、大きな混乱をもたらした衝撃作であり、今もなお、その謎は解けていない。また同時に、ソフィア・コッポラの「ヴァージン・スーサイズ」に直接的な影響を与え、ファッション界ではラフ・シモンズやアレキサンダー・マックイーンもインスピレーション源として本作に言及するなど、今日まで広く語り継がれる「神話的傑作」でもある。本作でその名を世界に知らしめたビーター・ウィアーは、メル・ギブソン、ジョージ・ミラーと並び、「オーストラリア・ニューウェイヴ」を代表する監督となった。未だ解けぬ美しき謎が日本公開から約40年の時を経て、いま4Kで鮮やかによみがえる。
1900年、2月14日。セイント・バレンタイン・デイ、寄宿制女子学校アップルヤード・ カレッジの生徒が、二人の教師とともに岩山ハンギング・ロックに出かけた。規律正しい生活を送ることを余儀なくされる生徒たちにとってこのビクニックは束の間の息抜きとなり、生徒皆が待ち望んでいたものだった。岩山では、力の影響からか教師たちの時計が12時ちょうどで止まってしまう不思議な現象が起こる。マリオン、ミランダ、アーマ、イディスの4人は、岩の数値を調べると言い岩山へ登り始めるが、イディスは途中で怖くなり悪鳴を上げて逃げ帰る。その後、岩に登った3人と教師マクロウが、忽然と姿を消してしまう・・・
監督 ピーター・ウィアー 1944年8月21日シドニー生まれ。 73年にフランスに旅行したときに浮かんだアイデアをもとに、初の長編劇映画『キラーカーズ/パリを食べた車』でオーストラリア陸軍内部を描く。その後、『ピクニック at ハンギング・ロック』の監督に起用され、オーストラリア国内で大ヒットを記録。その後は77年にリチャード・チェンバレン主演の『ザ・ラスト・ウェーブ』、81年には、メル・ギブソンを主演に迎え、第一次大戦に出征した青年たちの描いた『誓い』でヴェネチア映画祭金獅子賞にノミネート。続く82年にも同じくメル・ギブソン主演で、スカルノ大統領失脚を巡って混乱するインドネシアの激動期を舞台とした『危険な年』を監督し、カンヌ映画祭パルム・ドールにノミネートされる。こうした活躍によってオーストラリア・ニューウェイヴの旗手の一人となり、国際的な評価を得る。その後、アメリカに招かれ、85年にハリソン・フォード主演『刑事ジョン・ブック/目撃者』を監督し、アカデミー監督賞にノミネートされる。86年にも同じくハリソン・フォードを主演に『モスキート・コースト』、ロビン・ウィリアムズが情熱的な風変わりな教師を演じた青春映画