Description: 《SRF工法》構造品質保証研究所<SQA>のサイトです。SRF工法は、しなやかな材料による収震補強工法です。3.11後、SRF工法による耐震補強を導入した建物からは被害報告が一件もありませんでした。その上、揺れも少なく、地震後もすぐに使用継続することができたと好評をいただいております。
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新しい年を迎えられたことにお慶びを申し上げます。今年は癸卯(き・ぼう)の年です。「癸(みずのと)」は十干の最後であり、次の生命を育む準備ができた状態を、「卯」は、十二支の4番目で、草木が地面を覆うようになった状態を表すそうです。既に、春の兆しが始まり、これまで培った実力が試される新たな局面に向かうと解釈できます。
本年は、関東大震災から100年目、東京大空襲から約80年にあたります。現在の東京や大阪には当時とは比較にならない程の密度と高さの構造物が林立しています。東京に大地震が起これば、群衆雪崩、未治療死、火災旋風、化学工場の爆発、地震洪水、水の備蓄不足、そして、円・日本株の暴落、経済崩壊につながるとNHKで報じられていました。ミサイルによる空爆、あるいは大規模テロ攻撃でも同様でしょう。
耐震工学と耐震基準は、これまで地上に存在しなかった高さ、規模、そして内容物を持つ構造物を大量に生み出し、わが国を始めとする世界中の地震危険地帯の都市を埋め尽くして、戦後の経済発展の原動力となりました。教科書や解説書には、地震が発生すると物には慣性力という外力が作用すると書かれています。超高層ビル、原子力発電所、新幹線高架橋から木造住宅まで、慣性力を使った詳細な計算によって設計されています。