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全体的に看護師・医師が不足している東北地方。その中でも秋田県は特に深刻な状況といえます…。その上、2011年に発生した大震災の影響により、東北地方というだけで避けられてしまうことも出てきました。現在、常勤換算で140ほど人数が足りておらず、看護師不足がすっかり慢性化してしまっています。ただでさえ崩壊の危機に瀕していた秋田の医療は、もはや予断を許さない状況に陥っているのです。 それに加えて、秋田県というのは医療に関する問題が山積み。がん死亡率が人口10万人あたり377.1人と日本でもっとも高いのは有名な話です。罹患率が高いせいで結果的に死亡する人も多いというのが本当のところですが、このデータが出回っているせいで“秋田の医療はレベルが低い”と思いこんでいる方がたくさんいます。 そう、医療関係者としては故郷の名誉挽回を果たすためにも一層の努力が求められているのです。 他にも出生率が低く人口が急速に減少していたり、過疎化が進んだ地域が医療へき地になってしまっていたり、暗い話題が目立つ秋田。この地で医療に携わるなら、知っておくべきことがたくさんあります。こうした諸問題について知識を蓄えた上で、是非、1人でも多くの看護師
慢性的に看護師・医師が不足しているとはいえ、秋田県庁もただ指をくわえて現状を放置しているわけではありません。 秋田県では数多くの対策を講じて、人材確保に務めているのです。 例えば、医療過疎の地域で必要となる“診療科目を限定せず、多様な症状を診察して一次医療を提供できる”タイプの医師を養成するためのプログラムを実施。こうしたゼネラリストタイプの医師を家庭医・総合医と呼びますが、秋田県では地域医療を活性化するための核として育成しています。 また、常勤医が勤務できない時に急場をしのぐため、1日単位で非常勤の医師を雇用する制度を整備。地域医療を守るために様々な制度が用意されているのです。 ただ、本当の意味で人材不足を解消するためには看護師・医師の待遇を改善し「是非とも秋田で働きたい」と考える人を増やしていくことが第一。秋田に転職してくる人をどんどん受け入れ、逆に他の県に出て行く人を最小限に抑える。これが何より重要なのです。 例えば託児所完備の病院が増えれば、女性が主体の看護師さんの長期確保に繋がりますよね?病院側からすれば、新米ナースを一から教育するよりベテラン看護師を確保する方がメリットが大きいので、 人材不足に悩